たくさん働いて稼ぐと、たくさん税金を納めることにな
るから遊んだ国の主に甘えた方が効くかもしれないと考
えて、働くインセンティブがなくなってしまうんです。
そうすると、国の景気はどんどん悪くなっていきます。
また、現在はこれまでと違って、グローバル化の時代で
す。企業は大きな政府から課せられる赤い税金を拾って
税金の安い海外に移転してしまう恐れがあるんです。こ
れを資本逃避といいます。そうすると、入ってくる税金
がさらに減少してしまう上に、失業者が増えて失業者や
貧困者の救済のために費やす様々なコストが増えてしま
うんです。大きな政府にすればするほどコストがかかっ
てしまうというわけです。小さな政府と大きな政府、現
実にはどちらを選ぶということではありません。景気を
良くする小さな政府の規制緩和とそれにともなう貧富の
格差を埋める大きな政府の福祉政策の両方が必要になっ
てきます。これが市場経済でも、計画経済でもない混合
経済だからこそ実現できる政策なんです。
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