均衡予算ですと経済不況の場合に思ったように政策が実
行できません。しかしケインズの考え方を採用すると、
国債を発行して大きな借金を作ることになるものの、お
金が手に入りますので、アイディアを実現できるという
わけです。借金の返済はどうするのか乗数効果が現れれ
ば、景気がよくなります。景気が良くなれば税収が増え
るので増えた税金で借金を将来的にはさらにできるとい
うわけなんです。しかも国債には借金は国民にすぐに見
えるようなダメージではありません。この未来の借金よ
りも目先の選挙のことを考える政治家にとっては有権者
に還元される景気拡大の政策を実現できる国債は便利な
道具なんですそこで国債を発行することで、景気拡大の
ために公共投資を出そうとしたんです。各国で公共投資
を実現することで、景気が良くなるはずだという考え方
が広まっていったんです。日本の政治家や企業の間では、
公共事業が景気を良くするという単純な発想で浸透し始
めてしまったんです。
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